注文住宅の建築工事請負契約後に費用が上がる理由を解説  

注文住宅の建築工事請負契約後に費用が上がる理由を解説

目次

はじめに
工事請負契約後に費用が上がってしまう要因は?
建築費用を下げる工夫とは
まとめ

はじめに

建築会社と建築工事請負契約を締結した後に当初の予算よりも追加費用がかかったり、最終的には予算オーバーになってしまったという人の声を耳にします。その理由としては、外構費用や設備、付帯工事など様々な要因が重なって発生することが多いようです。他にも建築工事請負契約後に地盤調査をした結果、思いのほか地盤が弱く急遽地盤補強や地盤改良が必要になったというケースもあるようです。この記事では注文住宅で家づくりをする中で、気がつけば費用が思った以上に上がっていたという事例とその理由を説明したいと思います。

工事請負契約後に費用が上がってしまう要因は?

「建築費」「土地」「付帯費用」については予め予算の算出がしやすい項目ですが「外構」や「インテリア」「設備」については後から追加費用が発生しやすい項目となります。外構や設備を標準仕様からオプション仕様にするなどグレードをアップすると予算も比例してアップすることになります。以下、費用が上がってしまう要因として代表的な事例をいくつかご紹介したいと思います。

■ 外構費用
外構工事費は建築費用全体の1割程度がバランスとして良いとされており、実際には100万円~300万円程度という家が多いようです。外構にこだわりを持ち奇麗にすることは、近所の人や通りすがりの人に与える印象もかなり違ったものになりますが、力を入れすぎると予算オーバーしてしまうこともあるので注意が必要です。外構には門や塀、植栽、フェンスに砂利などがありますが必要以上に高いグレードにすると、その値段は一気に跳ね上がってしまいます。なお、外構工事について言えば、駐車場や植栽など最低限の工事のみを実施して、あとは自分や家族でじっくりと時間をかけて造作をしていくという考え方もあるようです。

■ 設備
多くの建築会社には住宅設備に標準仕様というものがあります。主に、トイレやキッチン、浴室などがこれに該当します。中にはショールームを見学して気持ちが高まり標準仕様からグレードアップさせてオプション仕様というものに変更したいという人もいるでしょう。設備のグレードアップは標準仕様に比べて金額が高くなるのでご注意ください。

■ プランの変更
注文住宅の場合、工事が着工してから設計プランを変更したいと思う人も中にはいるでしょう。しかし、小規模なプラン変更ならともかく中規模・大規模なプラン変更は予算が大きく跳ね上がってしまいます。工事が着工してからプランの変更という要望を減らすためにも設計当初からしっかりと計画を立てて建築プランを検討してください。

■ 地盤調査を忘れずに
建築会社と建築工事請負契約を締結した後に、地盤調査を実施したら思いのほか地盤が弱く地盤補強が必要になったという事例が稀に発生します。地盤調査結果によっては工事費に大きな影響を与えることもあります。古家解体前の土地を購入してプランを決めたり、見積もりを出してもう場合は、予め地盤調査を予算に組み込んでおくなどの想定をしておくと安心です。

建築費用を下げる工夫とは

■ 床面積を減らす
住宅の延べ床面積が広ければ広いほど建材や工事の手間が増えるので建築費が増加するのは当然です。購入した土地に建てられる建物面積を最大限使いたいという人の気持ちは分かりますが、必要以上に延べ床面積を増やすよりは生活に必要な分だけを計画することをおすすめします。

■ 建物の凹凸を減らす
注文住宅のプランを設計する上で四角い家より凹凸が多い家のほうが同じ面積でも工事工数や扱う資材が増えるので費用はおのずと増えてきます。建築プランを複雑にすることで外壁面数が増えて構造が複雑化するので建築費の高騰を招いてしまいます。注文住宅の建築プランでは外壁面数を減らしてシンプルな設計にすることをおすすめします。

■ 水回りをまとめる
水回りの設置をバラバラにすると配管が複雑になりコスト増の原因になることがあります。なるべく水回りを一ヶ所にまとめることや、余分なトイレを設置しないなど注意が必要です。例えば家族3人で過ごす家に2つのトイレが必要か否かなどじっくりと考えてプランを検討することをおすすめします。

■ 標準仕様を選ぶ
建築会社は一般的に使用する設備に「標準仕様」と「オプション仕様」というものを設定してあります。トイレ、キッチン、浴室などを標準仕様で利用すれば追加料金が発生しませんが、グレードの高いものを使用する際はその分だけ費用がアップしてしまいます。このため、本当に必要な設備だけをグレードアップすることをおすすめします。

■ 設備を自分で設置する
注文住宅では住宅に合う照明器具を建築会社が手配して設置してくれることがありますが、一般的なシーリングライトであれば家電量販店で購入して自身で取り付けることも可能です。エアコンも建築会社が見積もりに含めている場合がありますがこちらも量販店で購入して設置したほうが安くすむ場合もあります。

まとめ

このように注文住宅は建築工事請負契約を交わしてからでも様々な費用が積み重なって最終的な費用が確定します。中には工事が始まってから地中埋設物が出てきてこれを取り除くための追加費用が発生したり、地盤改良が必要になったりすることもあります。理想は、「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」など明確な見積もりを出してもらった上で、建築工事請負契約を締結することがベストですが、状況によってはそうもいかないケースも出てくるとは思います。そのような場合は予め追加費用が発生しそうな項目に余裕を持たせた上で資金計画を立てることをおすすめします。

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